本田移籍破談の背景に…安売り拒むCSKAと欧州クラブの懐具合

[ 2012年2月1日 08:40 ]

最後には本田のラツィオへの移籍が決まるだろうという見通しをたてるイタリアの2大スポーツ紙およびローマ地元紙だったが…

 世界屈指のリーグ、セリエAで上位を争う強豪ラツィオへの扉は開かなかった。本田圭佑を戦力と考えるCSKAモスクワは安売りを望まず、交渉はまとまらなかった。

 本田獲得による経済効果も見越したラツィオは2度条件を提示したが、金額で数百万ユーロもの隔たりがあった。支払い方法でも一括を求めたCSKAに対し、ラツィオは分割を要望。「合意」と伝える一部報道もあったが、関係者によると一貫して両者の開きは大きなままだったという。

 本田はCSKA入団直後の2010年に欧州チャンピオンズリーグ(CL)で活躍し、8強入りに貢献。日本代表での働きもあり、イングランドやスペインなどへの移籍が何度も浮上した。そのたびに、CSKAが求める高い移籍金が足かせとなってきた。

 欧州サッカー連盟(UEFA)が将来的に収入以上の支出を認めないとするとするファイナンシャル・フェアプレーを導入するため、今季はビッグクラブの財布のひもが固い。石油企業の支援を受け、資金に余裕があるCSKAを納得させるオファーを引き出すには、本田がこれまで以上の働きを示す必要がありそうだ。

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