被災地に勇気を！福島県代表の尚志「全国制覇を目指す」　

＜高校サッカー開会式＞感謝の気持ちを示した横断幕を持って行進する福島・尚志

全国高校サッカー選手権

　尚志（福島）は初優勝で被災地を勇気づける

　東日本大震災後の３月末には急きょ千葉で合宿を行い、その後も原発事故の影響で練習は３時間以内に制限された。だが、そんな苦難を乗り越えてたどり着いた全国の舞台に、主将のＤＦ三瓶（３年）は「（福島に）勇気を与えるつもりでやってきたので、勝つことに意味がある。全国制覇を目指す」と気合を入れる。仲村監督も「震災は忘れ去られちゃいけないこと。自分たちが頑張ることでアピールしたい」と話していた。