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10人入れ替え 磐田指揮官 天皇杯布陣にダメ出し「ほとんど不合格」

[ 2011年10月11日 15:08 ]

 J1磐田は10日、静産大と練習試合を行った。主力組で戦った前半は2―0で折り返したが、フィールドプレーヤー全員を入れ替えて臨んだ後半は1―2で“敗戦”した。

 12日の天皇杯2回戦・福島ユナイテッドFC戦は後半のメンバーで戦う予定だったが、ふがいない内容に柳下監督も頭を抱える。「プレーの質が悪すぎる。これではチャンスも与えられない。ほとんどが不合格。メンバーを考え直さざるを得ない」とバッサリ。

 この日行われた2回戦でJ1大宮が福岡大に敗れるなど、毎年のように“ジャイアントキリング”が起こる同大会。MFジウシーニョが後半途中に左足首を痛めて退場するなど、不安を残す結果となった。福島出身のDF本田は「1失点目は自分が競り合いで負けてしまった。自分の仕事ができなかった」とうなだれた。

 一筋の光は後半に得点を挙げたFW荒田。柳下監督も「良かったのはアイツぐらい」と評価したが、後半43分、ミドルシュートを決めた。それでも「もっと決めないと。この内容じゃ試合に出られないかも」と危機感いっぱい。残すは1日のみ。指揮官の選択に注目が集まる。

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2011年10月11日のニュース