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高原も“被害”不可解判定で格下に逆転負け 

[ 2011年10月11日 06:00 ]

サッカー八百長問題

 【八百長アラカルト】

 ☆イタリア ユベントスが05、06年の優勝を剥奪されるなどした06年に続き、6月に下部クラブの幹部や選手などが絡んだ八百長が発覚。3部クレモネーゼのGKパオローニは借金返済のため八百長に関与。こぼれ球処理で故意にボールを失って失点し、敗戦のためチーム飲料に薬物を混入。

 ☆ギリシャ 6月に下部やカップ戦も含めた09、10年の41試合で八百長疑惑が浮上。2クラブが2部降格で2減のまま14チームで今季が開幕も、さらに1チームが降格へ。八百長対象のある試合では最高1300万ユーロ(約13億4000万円)が賭けられた。

 ☆ドイツ 05年に八百長発覚の主審に懲役2年5月の判決。04年8月のドイツ杯でFW高原のハンブルガーSVが下部クラブに2点先行も、不可解な退場と2度のPKで逆転負けに追い込まれた。当時黒幕のクロアチア人は3年服役後の08、09年に欧州で20試合の八百長に関与して懲役5年6月。

 ☆トルコ 7月に昨季リーグ王者フェネルバフチェの会長ら60人が八百長容疑で逮捕。疑惑は19試合。トルコ杯決勝で相手選手に競走馬2頭の提供を申し出たとされるベシクタシュは優勝を返上。

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2011年10月11日のニュース