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援軍も来る!ザック監督「格の違い見せつける」

[ 2011年10月11日 06:00 ]

笑顔で会見場を後にするザッケローニ監督

W杯アジア3次予選C組 日本―タジキスタン

(10月11日 長居)
 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)が、FIFAランクの違いを見せつけることを約束した。現在、日本は15位でタジキスタンは124位。指揮官は前日会見で「相手とは役回りもポジションも違うことはみんなが分かっている」と格の違いを強調した上で「その違いをピッチで見せつけないといけない」と力強く語った。

 もちろん、油断はない。相手は3次予選でウズベキスタン、北朝鮮にいずれも0―1で敗れているが、指揮官は「相手にほとんど得点チャンスを与えてなかった」と警戒。「フィジカルの強さを前面に押し出し、スペースを与えないサッカーをしてくる」と予想した。

 絶対に勝たなければならない一戦には、強力な援軍が駆けつける。フルビア夫人と一人息子のルカ氏が来日中で、この日の前日練習もスタンドから観戦した。夫人は1月のアジア杯でカタールまで応援に訪れたが、来日はザックジャパンの初陣だった昨年10月8日アルゼンチン戦以来。家族を人一倍大切にするイタリア人指揮官にとって、心強いサポーターが加わったことになる。

 チームはここ3試合、いずれも2点以上取っていない。それでも「シュートに精度を欠いただけ。得点チャンスはつくっている」と一蹴。さらに「新聞に1トップと書かれているが、岡崎も香川もアタッカー。アジアで日本ほどFWをたくさん起用するチームは他にない」と自信たっぷりに話した。

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2011年10月11日のニュース