×

臨機応変さ光った中盤 香川&清武で攻撃ON!

[ 2011年9月7日 06:00 ]

<ウズベキスタン・日本>ドリブル突破を図る清武(右)とフォローする香川

W杯アジア3次予選C組 日本1―1ウズベキスタン

(9月6日 タシケント)
 中盤の臨機応変な対応が勝ち点1を導いた。北朝鮮戦で再三の攻め上がりでチャンスをつくった主将の長谷部誠はトップ下に入ったが、開始早々に失点するとすぐにシステムを変更。チームは4―2―3―1、3―4―3をメーンに練習してきたが、4―3―3にも素早く適応した。ウズベキスタンの攻撃に耐える時間帯が続きながらも、前半40分には香川真司が岡崎慎司に縦パスを通すなど、状況打開への道を戦いながら模索した。

 「最初トップ下に入ったけど、前過ぎたりポジショニングが良くなかった。システムをチェンジして良くなった。個人的には迷惑を掛けてしまった」と長谷部。だが、前半45分にはDFラインの裏にクロスを供給するなど、見せ場もつくった。

 攻撃のスイッチを入れたのは、またしても香川―清武コンビだ。1点を追う後半からMF清武がピッチに入ると、香川が左MFからトップ下に移動。後半13分には清武弘嗣の右クロスに香川が抜群のコンビネーションで頭で合わせた。シュートは惜しくも枠外に外れたが、2人で攻撃のリズムを生み出した。同28分には右サイドからゴールを狙ったシュートを相手GKがはじく惜しい場面もあった。

続きを表示

この記事のフォト

2011年9月7日のニュース