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決定機逃した ウズベキスタン悔い残るドロー 日本戦初白星ならず

[ 2011年9月7日 06:47 ]

<ウズベキスタン・日本>引き分けに終わり引き揚げるザッケローニ監督(右)とウズベキスタンのアブラモフ監督

W杯アジア3次予選C組 ウズベキスタン1―1日本

(9月6日 タシケント)
 ウズベキスタンにとっては悔いの残る結果となった。前半8分に司令塔ジェパロフが右ボレーで先制点を決め、前半はペースを握りながら後半に追いつかれて引き分け。失点の2分後にはカウンターからジェパロフがGK川島と1対1になる勝ち越しの機会もあったが、これを逃した。

 日本には過去7戦で2分け5敗。前回W杯予選も最終予選で苦杯を喫した。1月のアジア杯を制した日本に対し、ウズベキスタンは4位。アブラモフ監督は「アジア王者との戦いは楽しみ。日本は疑いなく優れたチームだが、われわれのサッカーで勝利を狙う」と誓った通り激しい当たりでボールを奪い、素早く攻撃に転じて日本を苦しめた。

 それだけに運動量が落ちた後半の失速は痛恨。後半33分には代表歴代最多の34得点を記録し、2日のタジキスタン戦で決勝点を挙げたベテランFWシャツキフを投入したが、白星に届かなかった。

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2011年9月7日のニュース