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ザック監督 阿部先発は「ピッチ状態が悪かったので経験豊富な選手を起用」

[ 2011年9月7日 07:26 ]

<ウズベキスタン・日本>ドリブル突破する阿部

W杯アジア3次予選C組 日本1―1ウズベキスタン

(9月6日 タシケント)
 ザッケローニ監督は厳しい試合で得た勝ち点1を冷静に振り返った。

 ―試合を振り返って。
 「アジアで有数の強豪との一戦で、厳しい試合は覚悟していた。ウズベキスタンは前半、非常にスピーディーで闘争心に満ちていた。日本は選手間の距離を間違い、攻め込む隙間を与えすぎた」

 ―後半は盛り返した。
 「ウズベキスタンは前半のハイテンポを保てなくなり、日本の攻撃が自由を得た。同点後は勝利を求め、リスクも冒した。選手の貪欲さを評価したい」

 ―阿部が先発した。
 「ピッチ状態が悪かったので、経験豊富な選手を起用した。ただ、ポジションを上げた長谷部が振るわず、いつも隣同士でプレーする遠藤の横に戻す必要性を感じた。後半に阿部を交代させたのは、彼のプレーが悪かったわけではない」

 ―香川が不振だが。
 「要求を忠実に守ろうと頑張ってくれた。前半は十分にはこなせなかったが、後半は次第によくなった。彼は負傷で長期離脱し、戻ったばかりだ。時間が必要だが何も心配していない」(共同)

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2011年9月7日のニュース