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北朝鮮代表・鄭大世が仲良し吉田に宣戦布告「なぎ倒す」

[ 2011年8月31日 06:00 ]

 北朝鮮代表が超厳戒態勢の中で来日後初練習を行った。

 宿舎から都内の練習場まで選手の移動バスをパトカーが先導。警察官約80人が練習場周辺だけでなく敷地外の歩道や一般道にも配備され、日本協会の自主警備を含めると約100人態勢となり、会場周辺は物々しい雰囲気となった。2時間弱の練習は完全非公開。31日の練習も同様で、公開されるのは試合前日の練習の冒頭15分のみという“鉄のカーテン”で情報漏れを徹底排除する。

 ピッチ外とは対照的に練習後の選手はリラックスした表情。ドイツ2部ボーフムのFW鄭大世(チョン・テセ)だけが取材に応じ「きょうは戦術練習など軽めだったけど、チームも自分も調子はいい」とした上で「日本は格上だが、窮鼠(きゅうそ)猫をかむじゃないけど、猫がライオンにかみつきたい」と闘志を燃やした。本田の負傷については「(元同僚の中村)憲剛さんとの対戦が近づいたので楽しみ」。特に意識する選手はプライベートで仲がいい吉田だそうで「ヤワヤワした麻也をなぎ倒したい」と自信の表情で“宣戦布告”した。

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2011年8月31日のニュース