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屈辱大敗で責任論も ベンゲル監督「批判は甘んじて受ける」

[ 2011年8月29日 14:48 ]

イングランド・プレミアリーグ アーセナル2―8マンチェスター・ユナイテッド

(8月28日 マンチェスター)
 まさかの8失点。1896年以来のクラブ史上最多失点を喫し、昨季覇者マンチェスターUに大敗したアーセナルのベンゲル監督は「非常に屈辱的だ。あまりに多くの選手を欠いた」と、出場停止や相次ぐ故障者を敗因の一つに挙げた。

 前主将のセスク、攻撃の核ナスリが移籍し、ソング、ジェルビーニョは出場停止。若手のMFウィルシャーら負傷者も続出している。しかし明らかな戦力ダウンにも、ベンゲル監督は大型補強には後ろ向きで、18歳のFW宮市亮に代表されるように将来性重視の補強を繰り返すばかり。今季リーグ戦1分け2敗で勝ち点1という結果に、指揮官の辞任論も噴出している。

 この日の試合後、報道陣からは「辞任しない考えに変わりはないか」「かたくなに(補強に)金を掛けない監督の責任だと言われているがどう思うか」と厳しい質問が続出。ベンゲル監督は「チームを強くできる選手を見つけたら契約する。批判は甘んじて受ける」と応えていた。(共同)

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2011年8月29日のニュース