ザック効果!U―22代表 VSクウェートA代表

[ 2011年2月7日 06:00 ]

シュート練習をこなす宇佐美(右は永井)

 ロンドン五輪を目指すU―22日本代表が9日にクウェートのフル代表と親善試合を行うことが濃厚となった。6日にクウェート協会が発表したもので、当初9日に予定されていたサウジアラビア戦の代替試合となる。4日のサウジ戦中止からわずか2日でのマッチメーク成功は、1月のアジア杯(カタール)で優勝して中東での評価を上げたザックジャパンの波及効果と言えそうだ。

【U―22日本代表メンバー】

 まさに“災い転じて福となす”だ。サウジアラビア協会の“ドタキャン”による試合開催危機から一転。敵地でクウェートのフル代表と対戦できるという願ってもない強化試合が実現する見通しとなった。クウェート協会が公式サイトで「A代表が9日、日本の五輪代表と親善試合を行う」と発表。これは日本協会が公式に発表する前の「フライング」(協会関係者)だったが、6月から始まるロンドン五輪アジア予選を見据えた中東遠征で、12日のU―23バーレーン代表戦の1試合だけで帰国するという最悪の事態は避けられた。

 4日にサウジ戦の中止が決まった直後から、チーム帯同の担当者を中心にマッチメークに奔走。湾岸諸国に打診をしたところ、9日に予定されていたウズベキスタン戦が中止となっていたクウェートが名乗りを上げた。関係者によると「クウェートのほかにも数カ国から前向きな返事をもらえた」という。ザックジャパンがアジア杯で5―0と大勝したことでサウジの全代表活動停止となったが、今回は日本代表がアジア杯優勝により中東での株を上げたことがマッチメーク成立に好影響を与えたと言えそうだ。

 日本の五輪代表チームがフル代表と対戦するのは08年3月27日のアンゴラ戦(国立)以来。MF宇佐美は「相手は分からないが、チャンスなので力をアピールしたい」と意気込んだ。中東のA代表と敵地で対戦できるという貴重な経験を、6月から始まるロンドン五輪アジア予選につなげる。

 ≪小野、水沼は別調整≫遠征2日目となる6日の練習は、午前に攻撃の戦術練習、午後には攻守に分かれての戦術練習などが行われた。FW永井は「周りと話しながらできた」と話すなど、昨年11月のアジア大会から半分入れ替わった選手との連係も順調な様子。また、4日の移動中に体調を崩した小野は午後からチームに初帯同してウオーキングなどで調整。5日に左足首を痛めた水沼も別調整となった。

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