松田らラストゲーム飾れず…来季ＡＣＬ逸で社長辞任

＜横浜・大宮＞試合後、ユニホームで顔を隠して涙する横浜・松田

　【横浜０―２大宮】横浜は今季限りで退団するＤＦ松田、ＦＷ坂田、ＭＦ河合、ＭＦ清水、ＭＦ山瀬らのラストゲームを勝利で飾れなかった。０―２で敗戦後、嘉悦朗社長は非契約選手への不手際をあらためてサポーターに謝罪。来季に向け「最低でもＡＣＬ出場権を獲得できなかった場合、私は責任を取って辞任します」と不退転の覚悟を示した。

　松田は試合後にサポーターの前で「１６年間、本当に生意気でわがままな自分を応援してくれてありがとう」と涙ながらに話した。チームはこれで６年連続無冠。嘉悦社長は「来季は死ぬ気でやる」と話したが、名門復活の道のりは険しくて厳しいものとなりそうだ。