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勝負強さ完全消滅…鹿島“妥当”の4位終戦

[ 2010年12月5日 06:00 ]

<山形・鹿島>最終戦で山形と引き分け4位に終わった鹿島イレブン

 【鹿島1―1山形】鹿島は4位に陥落し、来季のACL出場権も確定させることができなかった。格下の山形相手に前半16分にあっさり先制点を許すと、後半8分に小笠原のPKで同点に追いつくのがやっと。4連覇どころかACL圏内の3位以内にも入れず、FW興梠は「4位じゃまずい」と唇をかんだ。

 6敗はリーグ最少だったが12の引き分けが響き、DF岩政は「1―1という今年を象徴するスコアが全て。4位という結果は妥当だと思う」と厳しい表情だった。ただ、天皇杯では8強まで勝ち進んでおり、ACLの最後の切符を自力で獲得するチャンスは残っている。MF中田は「もう一度、自分たちの力で(出場権を)つかみたい」と前を向いた。

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2010年12月5日のニュース