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FIFA理事2人に1億2千万円! 英紙報じる

[ 2010年12月5日 20:15 ]

 5日付の英紙サンデー・タイムズは、国際サッカー連盟(FIFA)の理事2人が2018年と22年W杯開催地を決めた理事会での投票の見返りに1人当たり150万ドル(約1億2千万円)を受け取ることで合意していたとの新たな疑惑を報じた。

 同紙はある招致委員会で活動した経験のある内部告発者の話として伝え、現金は理事が関与するサッカー連盟に振り込まれることになっていたという。告発者は「基本的に投票を得るための金だった」と説明した。2人の理事の名前は明らかにされていない。
 FIFAは2日の理事会で18年大会はロシア、22年大会はカタールでの開催を決めた。同紙は10月、おとり取材で今回の招致に絡む買収疑惑を報じ、関与したとされた理事2人が活動停止処分となった。(共同)

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2010年12月5日のニュース