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J2大分に2億円を融資 県財団が資金繰り支援

[ 2010年11月17日 20:45 ]

 県が全額出資する大分県文化スポーツ振興財団は17日、借入金返済などの資金繰りが厳しくなったJリーグ2部(J2)大分から申請された2億円の融資に全額応じることを決めた。大分はJリーグから受けた融資の返済などに充てる方針。

 大分は2005年にも同財団から2億円を借りており、現在も返済が続く。同財団は「2度目の融資は残念だが、チームは大きな地域貢献を果たしており、支援は欠かせない」としている。
 貸し付けは19日付。大分は12年4月~18年3月にかけて、毎月約280万円に利息を加えた額を返済することになる。青野浩志社長はクラブを通じ「(同財団の)ご英断に心から感謝申し上げます。一刻も早い経営改善を成し遂げられるよう最大限の努力をする所存です」などとコメントした。

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2010年11月17日のニュース