ともに譲らず！日本ＶＳ韓国はスコアレスドロー

日本―韓国　前半、試合を見守るザッケローニ監督（中央）

　サッカーの日本代表は１２日、ソウル・ワールドカップ（Ｗ杯）競技場での国際親善試合で韓国代表と対戦し、０―０で引き分けた。

【試合速報
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　日本代表のザッケローニ監督は８日のアルゼンチン戦から先発４人を入れ替え、ＦＷの中央に前田（磐田）、右に松井（トム）が入り、右サイドバックに駒野（磐田）、ＧＫ西川（広島）を起用した。

　敵地ソウルで７年半ぶりの試合となる日本は年内最終戦。海外初遠征のザッケローニ監督の下で韓国から５年ぶりの白星を狙う。韓国は右ひざ痛のパク・チソン（マンチェスター・ユナイテッド）がメンバーから外れた。

　前半１２分、ヘディングでクリアした駒野がイ・チョンヨンとぶつかり、ピッチに激しく叩きつけられて右腕を痛め退場するなど、フィジカル面での“激突”も多い試合展開。ともに今夏のＷ杯南アフリカ大会でベスト１６入りしたアジアのライバル対決は、最後まで緊迫した展開が続き、ともに得点なく終わった。

　ことし韓国に２戦２敗だった日本は、７年半ぶりとなる敵地ソウルでの「日韓戦」で連敗を止めた。年内最終戦を終え、来年１月にアジア王者を決めるアジア・カップ（カタール）に臨む。