岡崎　復帰メド立たず「筋肉系のケガは初めて」

サイクリングでリハビリする清水ＦＷ岡崎

　ケガのため日本代表を離脱し、チームに戻った清水のＦＷ岡崎とＭＦ本田が１１日、三保グラウンドなどでリハビリを行った。

　アルゼンチンを破る歴史的勝利の立役者となった岡崎はこの日、クラブハウス周辺を自転車で走った。右太腿筋膜炎の診断で、２日の鹿島戦から違和感を感じていたという。岡崎は「肉離れまではいっていないけど（再発すれば）時間がかかるし、慎重にいきたい」と話す。さらに「自分は肉離れをやったことがない。それが自慢だったけど…。筋肉系のケガも初めて」と明かした。

　１２日に再検査を受ける予定で、復帰メドは立っていない。エースが長期離脱することになれば、リーグ戦残り９試合で巻き返しを期すチームにとって大きな痛手となるだけに、長谷川監督も「もう一度、精密検査をしてからだが、京都戦は無理」と少なくとも今週はリハビリに専念させる。

　また、右内転筋痛の本田はジョギングを開始するなど、経過は良好で「良くなっている。京都戦（１６日、アウスタ）に間に合わせたい」と軽症を強調した。