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バラック 右足首じん帯損傷でW杯欠場へ

[ 2010年5月17日 20:05 ]

15日のイングランド協会(FA)カップ決勝で負傷し、ピッチ上で手当てを受けるバラック(右)

 サッカーのドイツ代表で主将を務めるMFミハエル・バラック(33=チェルシー)が右足首の負傷のため、6月11日開幕のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を欠場することになったと、ドイツ・サッカー協会が17日、公式サイトで発表した。

 イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するバラックは、15日のイングランド協会(FA)カップ決勝で、ポーツマスの選手のタックルを受けて途中交代した。ドイツに帰国して磁気共鳴画像装置(MRI)による検査を受けた結果、「靱帯の損傷などで、練習復帰まで早くても8週間」と診断されたという。
 189センチの恵まれた体格を生かして攻守でチームを引っ張り「小皇帝」の異名を持つバラックは、代表で98試合に出場して42得点。W杯には準優勝だった2002年日韓大会、3位だった06年ドイツ大会に中心選手として出場した。

 AP通信によると、バラックは「非常に残念だが、受け入れるしかない。間違いなく憤りは感じている」と松葉づえ姿で話した。レーブ代表監督は「とても重要な世界クラスの選手。ショックだ」とコメントした。(共同)

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2010年5月17日のニュース