頭で決めた！岡崎お待たせ１０年初ゴール

＜日本・バーレーン＞前半３６分、先制ゴールを決めて喜ぶ岡崎慎司

　【日本２―０バーレーン】ＦＷ岡崎が４試合ぶりとなる、自身１０年１号ゴールを挙げた。前半３６分、左サイドからのＭＦ松井のクロスをファーサイドで頭で合わせ、貴重な先制点を叩き込んだ。「ファーが狙い目かなと思っていた。１点じゃ満足できないけど、ホッとした部分はある」。

　昨年は国際Ａマッチで１５得点を挙げながら、今年に入ってここまで出場３戦連続無得点。エースとしての役割をようやく果たし、試合後には安どの表情がこぼれた。

　しかし決定的なチャンスを逃す場面もあった。後半１８分にはＭＦ中村からの浮き球パスを受けて相手ＧＫと１対１となったが、右足のループシュートをゴール上に外した。それだけに「もっと点を取れた部分はある。ＦＷは常に結果が求められているし、よりゴールを突き詰めてやっていきたい」と課題を口にした。

　清水では今季から３トップの左ウイングを任されており「左から相手をかわしてシュートとかプレーの幅を広げたい」と意欲的。Ｗ杯までにさらなる進化を目指す。