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メッシハットに敵サポーターも拍手

[ 2010年1月12日 06:00 ]

 リーガ・エスパニョーラ第17節の7試合が10日に行われ、バルセロナが5―0でテネリフェに大勝し、首位を守った。FWメッシがハットトリックを達成し、今季12得点で得点ランキングトップに並んだ。2位レアル・マドリードはマジョルカを2―0で破り、勝ち点2差を守った。

 まさに独壇場だった。3―0の後半30分、メッシはゴール中央左寄りから左足で絶妙なループシュートを決め、ハットトリックを達成した。「3得点には満足している。特に3点目はきれいに決まった」。ハットトリックは07年3月のRマドリード戦、09年1月のスペイン国王杯A・マドリード戦に続く自身3度目。得点ランクではバレンシアのFWビジャとトップに並んだ。前半44分にはFKからDFプジョルのゴールをアシストするなど獅子奮迅の活躍で、敵地テネリフェのファンからも拍手が送られた。

 チームは10年の公式戦3試合目で初勝利。立ち上がりこそ苦しんだが、GKバルデスが3度の決定機を阻み、前半35分のメッシの先制点からリズムをつかんだ。グアルディオラ監督は「彼ら(テネリフェ)はゴールを決められず、われわれはチャンスを生かした。その差が結果となった」とメッシの決定力の高さを勝因に挙げた。

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2010年1月12日のニュース