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W組織委の専務理事が会見 開催にあらためて自信

[ 2010年1月12日 18:38 ]

 6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)を開催する南アフリカ大会組織委員会のダニー・ジョーダーン専務理事は12日、ヨハネスブルクでの記者会見で、アフリカ選手権の開催地アンゴラでトーゴの代表チームを乗せたバスが銃撃されて3人が死亡した事件について「南アやW杯とは一切無関係」と強調し、あらためてW杯の安全対策に自信を示した。

 ジョーダーン専務理事は「アフガニスタンで戦争が起きているからといって、日本や韓国などアジア全体が非難されることはない」などと指摘。アンゴラの事件は「不幸で悲劇的」としながらも、全く別の国のアンゴラと南アをメディアが関連づけて報じていることに不快感を示した。
 8日にアンゴラで起きた銃撃事件を受け、アフリカ初の開催となるW杯の安全対策や大会運営を懸念する声が一層高まっている。(共同)

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2010年1月12日のニュース