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ホッケー女子日本は9位 延長で南アフリカに競り勝つ

[ 2012年8月8日 18:41 ]

南アフリカに競り勝ち、決勝点を決めた村上(6)のもとに駆け寄る山本(8)、佐藤(17)、中川(5)、柴田(12)

ロンドン五輪ホッケー

 女子の9、10位決定戦を行い、日本は延長戦の末に2―1で南アフリカに競り勝ち、9位で大会を終えた。

 日本は前半27分に先制を許したものの、後半28分に村上藍(ソニー)のゴールで追い付いた。どちらかが得点した時点で勝敗が決まるゴールデンゴール方式の延長後半には、ペナルティーストロークから再び村上が決勝点を奪った。

 ▼安田善治郎監督の話 勝てたことには満足。試合の途中からインターセプトが出てきて、後半は日本のリズムでできた。6位へ入ろうという思いを強くして大会に臨み、願わくばメダルを取りたいという思いだった。

 ▼山本由佳理の話 目標はもっと上だった。目指している結果をつかめなかったことは残念。北京(10位)より上に行こうということと、最後は笑って終われるように頑張ろうと思ってこの試合に臨んだ。

 ▼藤尾香織の話 ベスト6を目指してやってきたけど、それが達成できずに悔しい。最後はみんなで笑って終わろうということで、そのようにできてよかった。五輪は素晴らしいし、勝ててよかった。

 ▼三橋亜記の話 いかに決定的な場面でいい仕事をするかが課題。最後は勝ててよかった。1勝するということが難しいと思った。ほかの国際大会とは全く違った。

 ▼村上藍の話 1次リーグからいいところがなかった。最後のシュートはみんなの気持ちがつながった。いつもの感覚で思い切り打てた。

 ▼加藤明美の話 絶対勝って終わりたかったし、みんなもそう言っていた。北京よりも上に行けたのは良かったが、目標は6位以内に置いていたので、その点ではちょっと残念。

 ▼柴田あかねの話 勝った瞬間はすごくうれしかった。完全燃焼したら、これで終わろうと思っていた。全部出せていないし、納得できていない部分もあるので、まだまだやりたい。(共同)

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