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男子フルーレ団体銀メンバー帰国 太田「五輪の大きさ感じる」

[ 2012年8月8日 18:04 ]

持ち帰った銀メダルを手に笑顔を見せるフェンシング男子団体の(左から)千田、太田、三宅

 ロンドン五輪で銀メダルを獲得したフェンシング男子フルーレ団体のメンバーが8日、成田空港着の航空機で帰国した。到着ロビーで多くの人の出迎えを受けた太田雄貴選手(26)=森永製菓=は「本当にうれしい。五輪の舞台の大きさを感じる」と感謝した。

 宮城県気仙沼市出身の千田健太選手(27)=ネクサス=は「熱い応援で最後まで力を発揮できた。凱旋パレードにはぜひ参加したい」と笑顔を見せ、初出場の三宅諒選手(21)=慶大=は「大学の教授や友人たちに一緒に喜んでほしい」と話した。チーム関係者によると、淡路卓選手(23)=ネクサス=は、3人より一足早く帰国した。

 団体では結果を出せたものの、個人のメダルを逃した太田選手は「時間がたつほどに悔しさが強くなる」と無念そうな表情。今後については「フェンシングの普及活動をしたいが、リオ五輪を目指すかは何も考えていない」と話した。

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