今週の丸山元気!

ヴァイスメテオール 重賞でもチャンスある

[ 2021年1月15日 12:00 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。

ロングテール(土曜2R)はもっとギアが上がるようになればいいんですけど、それでも前走はいい競馬をしてくれましたからね。相手次第です。


キャンディフロス(土曜7R)は期待していた馬ですけど、昇級してからの成績がパッとしないので…。ダートでいい面が出てくれればいいですね。


ゴールドクロス(土曜10R)はできれば内枠が当たって欲しかったのですが…。巧く立ち回ってどこまでやれるか。展開次第ですね。

マスターワーク(土曜12R)は揉まれたくないので逆に外枠が欲しかったですね。ただ、力を出し切れれば昇級でもやれると思います。


シセイヒテン(日曜9R)は終いは脚を使ってくれるので、あとはハマり待ちです展開が向いてくれればいいですね。

ヴァイスメテオール(日曜11R)はまだシッカリしていないところがあってこれからの馬ですけど、今はこれくらいでいいと思います。背中が良くて乗りやすいですし、重賞でも普通に走ればチャンスはあると思っています。楽しみにしています。


今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rロングテール ☆☆☆
前走は立て直した効果があり、中団追走から直線でもしっかり脚を使い2着。最終追い切りでは古馬の格上馬相手に併入と叩いた上積み十分の動き。やや低調な今回なメンバー構成なら上位争い可能。前走は出遅れを挽回して4着と力を示したワカミヤクオーレ、末脚堅実なトーセンマルコ、叩いて動きが良くなったジュンキリタップが強敵か。

4Rエーアイダンサー ☆☆
もう少し乗り込み量は欲しいところだが、併せ馬で3週連続先着と動きは水準以上。素質はあり初戦から差のない競馬ができそう。やや太目も力強い動きが目につくアランチャロッサ、馬体の良さが目につくクインズミモザ、一追い毎に動きが良くなってきたセラダエストレーラが上位候補か。

5Rセナリスト ☆☆☆
初戦は勝負所でズブさを見せたが、直線では見所のある末脚を使い3着。少し間隔が開いたが仕上がりは良く、競馬慣れが見込める今回も上位争い可能。3戦連続で2着のコスモマイン、ダートだとキックバックを嫌がり芝替わりは歓迎のアメリカンエール、前走タイム差なしの2着だったレッドロワが強敵か。

6Rシュプールロイヤル ☆☆
坂路中心の仕上げだが、乗り込み本数は十分で、1週前には古馬相手に先着と動きは上々。レースにいっての息保ちが心配だが、素質はあり初戦から差のない競馬ができそう。姉にGⅠ馬がいる良血馬オメガロマンス、仕上がりが早く動きも及第点のコスモゲイダーグ、馬体の良さが目立つコスモザウルが上位候補か。

7Rキャンディフロス ☆☆
新馬勝ちをした馬だが、1勝クラスに昇級後の成績が一息。初ダートでどこまで変わるか…。末脚堅実なコーラルティアラ、3戦連続で2着のラフィンクロンヌ、好仕上がりで昇級でも素質はヒケを取らないディアコニアが上位候補か。

9Rキョウエイロナ ☆☆
前走は8着だったが、出遅れに加えて1400メートルも少し忙しかった印象。未勝利勝ちのある中山マイルに戻れば前進は十分可能。叩いて更に動きが良くなったアラビアンナイト、1勝クラスでも強敵相手に差のない競馬をしているストゥーティ、決め手非凡なアナザーリリックが上位候補か。

10Rゴールドクロス ☆☆☆
前走は昇級初戦だったが、中団からしっかり脚を使い3着とメドの立つ内容。休み明けになるが鉄砲実績があり、再度中山ダート1200メートルなら今回も上位争い可能。前走はスタート後に不利があったアルベルティーヌ、末脚堅実なノーベルプライズとフジノタカネが強敵か。

11Rキングハート ☆
過去に重賞勝ちのある実績馬だが、年齢的なものか近走成績が一息。相性のいいコースで少しでも前進があればいいが…。1200メートルでは安定しているケープコッド、オープン特別なら実績上位のダイメイフジ、末脚堅実なデュープロセスが強敵か。

12Rマスターワーク ☆☆☆
前走の勝ち時計はそれほど強調できないが、大崩れが少なく相手なりに走れそうなタイプ。同型も少なく、昇級戦でも上位争いは十分可能。叩いて動きが良くなったウインメルシー、中山は相性がいいガロシェ、前走案外も素質は2勝クラスでも通用するマッチレスノヴェルが強敵か。

日曜日
3Rリアンデュソン ☆☆
新馬戦は12着だったが、太目残りが応えた印象。休み明けになるが中間の調整過程は前走以上で、馬格がありダート替わりも歓迎。やや低調なメンバー構成でもあり、前進は十分可能。大型馬で叩いた上積み十分のコスモノアゼット、渋太さがあるサプライズビュー、安定しているライヴクラッカーが上位候補か。

7Rドリームメッセージ ☆☆
今回が中央再転入初戦になるが、中央未勝利時に2着3回3着3回。過去の対戦比較から1勝クラスでも通用する下地があり、中間の動きも良く差のない競馬ができても不思議ではない。実績ある芝に戻るバルトリ、好仕上がりのカフェサンドリヨン、近走安定しているセイウンヴィーナスが上位候補か。

8Rアコルドエール ☆☆
前走は昇級初戦に加えて休み明けでは12着も仕方のない結果。叩いた上積みが見込め、一変があっても不思議ではない。渋太さがあるカフェプリンス、長くいい脚を使えるアルーフクライ、ダート替わりでもう一押しを狙うトーセンスカイが上位候補か。

9Rシセイヒテン ☆☆
もう一押しが課題だが、末脚は堅実。開催が進み差しが利く馬場なら食い込みがあっても。前走は一旦先頭に立ち見せ場十分の2着だったニシノドレッシー、前走は出遅れて流れに乗れなかったグッドマックス、近走安定しているファーストフォリオが上位候補か。

10Rジャスパープリンス ☆☆☆☆
海外遠征帰りになるが、最終追い切りで栗東坂路49秒台の好時計をマーク。同型との兼ね合いが鍵になるが、単騎逃げに持ち込めれば上位争い可能。前走は躓き力を出し切れなかったラプタス、末脚堅実なリュウノユキナ、前走タイム差なしの3着とメドの立つ競馬だったコパノフィーリングが強敵か。

11Rヴァイスメテオール ☆☆☆☆
前走はまだ余裕残りの体付きだったが、早め先頭から押し切り着差以上の強さ。初の中山など課題はあるが、素質は高く重賞でも上位争いが期待できそう。いい勝負根性を持っているグラティアス、決め手鋭いプラチナトレジャー、前走楽勝だったタイムトゥヘヴンが強敵か。

12Rアビエルト ☆
2勝クラスでは3戦して8着が最高着順。まだメドが立っておらず、上位争いまでは…。末脚堅実なシャインサンデー、近走大崩れがないジュニパーベリー、実績ある芝に戻るプレトリアが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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