【中山記念】ソールオリエンス4歳成熟!新コンビ田辺と“大人の走り”でラスト11秒4

[ 2024年2月22日 05:30 ]

3頭併せで追い切るソールオリエンス(中)(撮影・村上大輔)
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 春の中山開幕を告げる伝統のG2「第98回中山記念」の最終追いが21日、東西トレセンで行われた。今年も好メンバーがそろったが、動きが光ったのは昨年の皐月賞馬ソールオリエンスだ。新コンビ、田辺を背に美浦Wコースで楽々とラスト1F11秒4。今年始動戦へ万全をアピールした。

 “成熟”を感じる動きだった。4歳ソールオリエンスは新コンビの田辺を背にWコースで3頭併せ。レヴォルタード(4歳2勝クラス)を2馬身前に、ドゥラモンド(6歳3勝クラス)を2馬身半後ろに置いた形でスタート。道中はゆったりとしたラップでも、しっかり我慢が利いた走り。4角では課題だったコーナリングを難なくクリア。直線は僚馬に挟まれる厳しい形だったが、ひるむことはない。四肢をダイナミックに回転させ鋭伸。楽な手応えでドゥラモンドに1馬身先着した。

 馬なりで5F68秒1~1F11秒4。しまい重点で全体時計は目立たなかったが、手塚師は「休み明けになるけど調教本数をしっかり積んだし、動きは良かった。仕上がりはいいよ」と内容十分の走りに好感触だ。さらに「精神的に落ち着いてきた。ギラギラしていないし、乗りやすくなったんじゃないかな。コーナリングも特にもう気にしていないよ」と確かな進化も実感している。

 3歳大将格として初めて古馬に挑んだ前走の有馬記念。内枠を生かしたロスのない競馬だったが、直線伸び切れず8着に終わった。手塚師は「馬群の中にいるとグイグイとは行かないのかもね」と敗因を分析する。「あとは…」とトレーナーが指摘したのは距離。「近走で持ち味を出し切れたかと言われればそうではない。ダービー(2着)の時もあの手応えではじけなかったし、この距離は案外いいのかもしれないね」と1800メートルへの距離短縮をプラスに捉えている。

 1週前に続き2週連続で追い切りにまたがった田辺が「まだまだ良くなる馬だと思うけど、ここでは能力が抜けている」と評価するソール。春の大目標である大阪杯(3月31日、阪神)に向け大事な今年始動戦。大人になった昨年の皐月賞馬が逆襲への一歩を踏み出す。

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