【安田記念】ジャックドールの武豊　状態に自信「明らかに今回の方がいい」初マイルも「楽しみ」

武豊
Photo By スポニチ

　6月4日にG1・安田記念（東京芝1600メートル）を控え、大阪杯に続くG1連勝を狙うジャックドール（牡5＝藤岡）に騎乗する武豊が5月31日、共同記者会見に臨んだ。

　――ジャックドールの印象、乗る前は
　「強いなと思っていた。一緒のレースも乗っていたけど、スピードがあって持続力があって強い馬と思っていた」

　――初コンビは香港だった
　「初めて乗った時から、乗ってもいい馬だな、素晴らしいなという感触はあった。ただ、レースでいい結果出せずに終わったので本来の走りはできなかったという思いはあった」

　――大阪杯を振り返って
　「またコンビを組んでレースに出られるということで、僕自身もほんとにありがたいと思って、それに応えたい気持ちが強いレースだったので結果で応えることができて、凄くうれしかった」

　――今日の追い切りは
　「途中から自分の感触でという話だった。早めに前に出る形になったが、非常にいい動きだった」

　――大阪杯との比較は
　「単純に最終追い切りの僕の感触を言うと、明らかに今回の方がいい感触」

　――初のマイル戦になる
　「デビューから今まで全て2000メートルという、2000メートルに徹底してローテーションを組んできて今回、初のマイルということだけど、僕自身は楽しみだなという気持ち。初めての距離ではなくて、いつも通過している距離。新たな一面が見られる、見たいなという気持ち」

　――気をつける点は
　「距離を抜きにして、いいスタートを切ってリズム良く走らせたいというのはある。スタートは細心の注意を払って切りたい」

　――ある程度、主張するか
　「今までのレースと過去の安田記念の前半のラップを比較すると1、2秒違うので。1600の乗り方をしようと思っている。ただ、馬のスタイルを崩してまでという気持ちはない。バランスを取って乗りたい」

　――マイルのスペシャリストが揃う一戦
　「もちろん今までと舞台は少し違うけど、楽しみにしている。素晴らしいメンバーが揃った一戦でジャックドールと挑めるのはほんとにワクワクする。結果を出したい」