【浦和11R・さきたま杯】シャマルV奪還!

[ 2023年5月31日 05:00 ]

シャマル
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 (1)シャマルが主役だ。浦和初参戦だった昨年の当レースはトリッキーな小回りコースに難なく対応。勝ち馬サルサディオーネから頭+頭差の3着に好走した。その後、同舞台のオーバルスプリントを快勝し、改めてコース適性の高さを見せつけた。その後も好調を持続しており前々走、黒船賞を制覇。前走かしわ記念は4着だったが、トップクラス相手に0秒4差なら悲観する必要はない。得意舞台のここはV奪還のチャンス到来。強気のレース運びで5度目の重賞制覇を成し遂げる。

 バスラットレオンが怖い。芝、ダート問わない二刀流で遠征経験も豊富。初めての浦和でも力を出し切れるとみた。まだ底が見えないコンシリエーレが3番手。併せ馬になればしぶといギシギシも軽視禁物。

 ▼シャマル(松下師)1回使って、いいと思っていた前走(かしわ記念4着)でしたが、道中左手前で外に流れる感じ。内が伸びない馬場に、左トモ(後肢)を落鉄していたこともあったとはいえ、進みが悪かった。浦和は2回走っているコースなので、改めて期待したい。

 ▼ギシギシ(栗田裕師)前走後も順調。直線が短い浦和に替わるのはいいし、コーナー4回の競馬も意外と融通が利くと思う。1400メートルも問題ないので、相手は強いがいい結果を出したい。

 ▼イグナイター(新子雅師)前走後も順調に来ているし、いい仕上がりで臨める。鞍上も2度目になるので、その点での上積みも期待できる。楽しみにしたい。

 ▼スマイルウィ(張田師)かしわ記念の競走除外は大事を取ったもの。休んだのは1週間だけ。それまでしっかりやっていたから心臓はできている。ゴールドCを勝った舞台。中央馬相手にどうかだけ。

 ▼コンシリエーレ(稲垣師)前走は相手が強くなったが、勝ち切ってくれた。小回り7Fはやってみないと分からないが、かみ合えば力は通用すると思う。

 ▼エアアルマス(林隆師)距離は不安視していないけど、器用ではないから小回りをうまく立ち回れるかどうか。スムーズな競馬ができれば力は出せる。

 ▼アポロビビ(小久保師)前走は流れが遅かったからね。なかなかはまらないけど、ゴールドCの頃に比べれば馬が扱いやすくなっているから、違った結果も出るんじゃないかな。

 ▼テイエムサウスダン(蛯名正師)根気が続かないレースが続いたので、しまい重点でやった。とてもいい感じ。前走は重量面(61キロ)や、枠が悪くて参考外。この重量なら改めて期待できる。

 ▼バスラットレオン(安藤助手)中東遠征後はチャンピオンヒルズでしっかりとケアをしていい状態で帰ってきた。24日にCWコースで追い切って、いい動きだった。地方のダートはスタートで滑ることがあるので、そこをうまくクリアしてほしい。

 ▼ビヨンドボーダーズ(山林堂)年齢的なものもあってか状態がなかなか上がってこないが、おとなしくなって乗りやすくなっている。頑張りたい。

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