天へ駆けたナイスネイチャ　6月4日の特別版レープロ表紙に登場、99年にワイド馬券広告塔務める

14年7月、顔を近づけるナイスネイチャ（手前）と母のウラカワミユキ
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　JRAは5月31日、G1・安田記念（東京芝1600メートル）が行われる6月4日に、競馬法100周年記念特別版レーシングプログラムを発行すると発表した。

　表紙の中央には、競馬法制定などに尽力し、日本中央競馬会の初代理事長で「日本競馬の父」と称された安田伊左衛門氏の写真を掲載。その下には、これまでの歴史の一部を振り返る写真がちりばめられ、前日（5月30日）に35歳でこの世を去った個性派の人気馬ナイスネイチャの写真もある。

　91～93年に有馬記念で3年連続3着などの伝説を残したナイスネイチャは、99年にワイド馬券発売のキャンペーンキャラクターに起用された。「ワイド」と書かれた紙をくわえる当時の写真が、レーシングプログラムの表紙に使用されている。