山崎智也さん「SG優勝しても嬉しくない…」と6年前に気持ちが切れていた 電撃引退の裏側を語る

[ 2022年4月28日 07:00 ]

15年に2度目の賞金王となった山崎智也さん
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 13日に現役を電撃引退した元ボートレーサーの山崎智也さん(48)が27日に更新されたパチスロライターういちのYouTubeチャンネル「ういちゃんねる」にゲスト出演。現役引退した理由について語った。

 山崎さんは13日、日本モーターボート競走会に選手登録消除申請書を提出し、受理された。引退の理由については競走会を通じて「仕事はずっと楽しみながらやってきたが、最近は勝つことに対して楽しいという気持ちが薄れてきた」とコメントを発表していた。

 気持ちはもう6年前に切れていた。現役時代最後のSG制覇となった16年のグランドチャンピオンを優勝した時に楽しくないという気持ちになったという。「あの時に気がついた感じですね。家に帰ってSG優勝しても嬉しくないし、楽しくないと思って、(妻に)『多分、俺は終わりになる』と言いました」と当時を回顧。「そこまでにやり切ってたんでしょうね。2回目の賞金王でやり切っていた」と、2度目の頂点で気持ちは固まっていた。

 山崎さんは「優勝を味わいたくてやってて、あの瞬間が最高に気持ち良かったんですけど、とある時に『あれ?これがこんなに楽しくないなら俺もうダメじゃね?』と思った」と語った。

 一緒に出演していた元レーサー奏恵さんは「やるならやる。極端な話、賞金王を目指すか目指さないかという気持ちのモチベーション。『いくら上乗せしないといけないから頑張らなきゃ』って言っていたのがとある時から一切言わなくなった」とモチベーションが下がっていたことを明かした。さらに山崎さんは16年以降もG1を優勝していたが「俺、なんで優勝してんだろう?今まで頑張ってきた貯金を切り崩してるのかな」などと妻に伝えていたことも話した。

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