【天皇賞・春】タイトルホルダー 母メーヴェ譲りの長距離適性

[ 2022年4月28日 05:30 ]

ウッドチップコースで追い切るタイトルホルダー(撮影・郡司修)
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 【激ウマ情報】タイトルホルダーの母メーヴェは栗田師の義父・栗田博憲元調教師の管理馬。栗田師自身も調教助手として調教に携わった。「母も長距離戦で活躍していた。息子も心肺機能が高いので距離は心配ない」とは菊花賞圧勝前の指揮官の弁。ゆかりの血統だからこそ分かることがある。「(タイトルホルダーの)当歳時の第一印象は奇麗で賢そうな馬」。年を重ね磨きがかかった賢明さは長距離戦では大きな武器となる。

 JRA最少体重V記録(338キロ)保持の半姉メロディーレーンとは昨年の有馬記念で初めて同じレースを走った。父は異なり、100キロ以上の体重差もあるが、ともに母から長距離適性を継承したステイヤー。今後も2頭の路線は重なるだろう。再び弟が先着するか、姉が意地を見せるのか、姉弟の対決にも注目だ。

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2022年4月28日のニュース