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【鳴門・BBCトーナメント】3代目王者は丸野!鮮やか捲り差しでKO

[ 2021年12月8日 05:30 ]

笑顔でガッツポーズの丸野一樹(共同)
Photo By 共同

 徳島県・ボートレース鳴門のプレミアムG1「第3回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」(優勝賞金1100万円)は7日、最終日12Rで決勝戦が行われ、3号艇の丸野一樹(30=滋賀)が大会初優勝を飾った。3コースから捲り差しを決め、3代目チャンピオンの座を獲得。14日に開幕するグランプリ(住之江)へ弾みをつけた。2着は瓜生正義、3着は峰竜太だった。

 湖国の未来の“ビッグボス”丸野が栄光のチャンピオンベルトをつかみ取った。3コースからコンマ11のスタートを入れてダッシュ勢をストップ。1Mは右フックを効かせたような軌道の捲り差しで突き抜けた。グランプリで覇を争う4人とパワフル節イチの遠藤を鮮烈KO。ゴールの瞬間は右手でガッツポーズをつくり勝利の味をかみしめた。賞金と副賞の高級外車BMW、そして地元のびわこで開催される第4回大会(23年1月12~15日)の出場権利を獲得して「100点のターンができた。次の大会はびわこなので滋賀支部から優勝者を出せて凄くうれしい」と笑顔を咲かせた。

 1回戦から1、2、3着の勝ち上がり。当大会名物の「アミダマシーン」で決定する決勝戦の枠番は1、3枠残しで3枠を引いてしまったものの、「前回の周年記念優勝戦は3枠で結果を残せなかったのでリベンジできるチャンス」と腹をくくった。結果オーライ。相棒は前節Vの58号機。微調整で素早く仕上げて“ととのう”足色だった。初戦を5コースから快勝して「初日の1着でいい流れができた。気持ち良くターンできる1節間だった」。大会初の1号艇以外の優勝まで駆け上がった。

 今年は1月尼崎、3月若松と周年記念を立て続けに制し、賞金レースをまい進した。しかし、自身初のSGドリーム戦を走るはずだった7月オーシャンカップ(芦屋)の初日の試運転で転覆。全治3カ月のケガを負った。それでも、ボートレーサーの夢をかなえるため、体重70キロから15キロ減量した努力の人。現在は自身のYouTubeチャンネルでトレーニングの動画を公開する。不屈の闘志でカムバックして、8月のメモリアル(蒲郡)でSG初優出。そして平成生まれ初の出場となるグランプリへ上昇の一途をたどる。「ケガしたからこそ人間的にも成長できた。ケガに感謝。この流れ、勢いのままいきたい」。チャンピオンベルトを巻いたヒーローの次なる標的は黄金のヘルメット。トライアル1st1回戦は3号艇で“ゴン攻め”だ!!

 ◇丸野 一樹(まるの・かずき)1991年(平3)8月5日生まれ、京都府出身の30歳。滋賀支部所属。109期生として2011年11月、びわこでデビューして1走目で初勝利。初優勝は16年5月の三国一般戦。通算19V(G1・5V)。同期は大上卓人、永井彪也ら。1メートル66、52キロ。血液型A。

 【次走】瓜生正義、浜野谷憲吾、丸野一樹、白井英治、峰竜太、遠藤エミはそろって14日からの住之江SGグランプリ・グランプリシリーズに出場。原田幸哉、菊地孝平、石野貴之、平本真之、平高奈菜、羽野直也らと相まみえる。

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