【エルムS】ソリストサンダー 悲願“金”獲る、前走かしわ記念鼻差2着“今度こそ”

[ 2021年8月4日 05:30 ]

重賞初Vを狙うソリストサンダー
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 函館駅前広場の花壇は見事な手入れ、夏の花が鮮やかな色を付ける――。「G3第26回エルムS」(8日)は五輪開催により、今年は函館で行われる。6歳にして本格化を告げるソリストサンダー(牡6=高柳大)に重賞初Vのチャンス。昨夏は2勝クラスだった馬が一気にブレーク。ここ1年あまりの3勝は全て小回り1700メートルと、この舞台もフィットする。いざ重賞初Vへ、砂上で大きな花を咲かせる。

 ダート重賞戦線は戦歴豊富なキャリアホースが息長く活躍する。今年も9歳のウェスタールンドをはじめ、8歳のヴェンジェンスやケイティブレイブが顔をそろえる。ソリストサンダーは6歳とて、まだまだ若い?ともあれキャリアは24戦と、まだまだフレッシュ。篠田助手もここに来ての上昇曲線を感じ取っている。

 「去年の夏くらいから良くなってきました。2年くらい休んだ期間がありましたし、レースの数も使っていなかった。昔は短距離を走っていたし、疲労も少なかったんだと思います」

 2歳の時に骨折があり、1年以上の休養を余儀なくされた。急(せ)いては事をし損じる。花が開くのを待った。昨夏は2勝クラスにいた馬が、トントン拍子に出世を遂げた。昨年7月以降の成績を見れば【3・2・2・1】と大崩れなし。閉塞感も漂うこのご時世、希望の光をともす“中年の星”とも言えるか。この中間は1カ月かけて函館で乗り込み。準備を整えてきた。

 「ここを目標に順調に来ています。昨年もずっと北海道にいましたし、滞在も大丈夫。体重は前走と同じか、少し増えるかな。どの位置でも折り合いが付く器用な馬。しまいはしっかりしているので、あとは脚をためられるかどうかですね」

 前走のかしわ記念は惜しい鼻差2着だった。重賞初Vはもうすぐそこ。“今度こそ”の思いか。開業4年目の高柳大厩舎は1年目からJRAで13、17、18勝と着実に勝ち星を増やす。今年もすでに17勝、キャリアハイは時間の問題だ。厩舎の“後輩”テーオーケインズがアンタレスSで厩舎重賞初V、続く帝王賞も制覇した。気鋭ステーブルの勢い。今度は、先輩が意地を見せる番だ。6歳夏にして充実期、重賞初Vに手をかける。

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