【東海S】中井、デビュー10年目でいざ重賞初Vへ!ケイアイパープルに納得「いい感触」

[ 2021年1月22日 05:30 ]

馬上で笑顔を見せる中井裕二
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 「第38回東海S」(24日、中京)ではデビュー10年目の中井裕二(27)がケイアイパープルでJRA重賞初制覇を目指す。

 小気味良いリズムが好調を物語る。ケイアイパープルは中井を背にCWコースで先導役のアイドゥ(3歳未勝利)を1秒追いかける形でスタート。「リズム重視」(中井)との言葉通り、呼吸を合わせピタッと折り合った。4F過ぎから徐々にペースを上げ、直線入り口で馬体を併せるとグッと闘志を出し、力強い脚色で併入した。6F89秒1~1F13秒0と時計は平凡でも、中身の濃い併せ馬。6カ月余の休み明けだが、鞍上は「いい感触の追い切りでした。ゴール板を過ぎた後の反応も良かったです」と納得の表情を浮かべた。

 2走前の東大路Sで初コンビ。2番手追走からメンバー最速の上がり3F36秒0で力強く抜け出した。「今回は重賞になるのでいろんなパターンを考えてレースに臨みたい。久々の感じはしないし、気分を損ねないように運びたいです」と本番を見据える。自身は重賞に23回挑戦して2着が最高。3連勝中のローレルベローチェと挑んだ16年シルクロードS(5番人気2着)は忘れられない思い出だ。「気性の難しい馬だったが、馬自身が“俺を信じて乗ってくれ”と手綱越しに伝えてくれました。勝てなかったことが今でも悔しいけど、その経験を生かしています」と振り返る。

 今年で10年目を迎え、騎手として中堅となった。私生活でも双子の父親となり、充実した日々を送っている。「今年はいいスタートが切れたと思います」と先週終了時点でショウゲッコウ(5番人気)、ロイヤルパールス(16番人気)で2勝。後者は単勝299倍のビッグな配当を演出した。「びっくりしたけど、スタートからゴールまでリズムよく運べました。東海Sも落ち着いて乗りたいと思っています」と結んだ。今週も好配メーカーへ。尾張の舞台で人馬ともに重賞初制覇を狙う。

 ◆中井 裕二(なかい・ゆうじ)1993年(平5)6月25日生まれ、京都府出身の27歳。12年に栗東・長浜厩舎からデビュー。同年3月3日中京3Rギルドマスター(3着)で初騎乗。同日8Rニシノマナザシで初勝利。13年8月にフリーに。同期は菱田、長岡、原田。JRA通算2961戦132勝(21日現在)。1メートル67.1、51キロ。血液型A。

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