【大井記念】イーグル重賞連覇!御神本「人気で勝てて良かった」

[ 2020年5月21日 05:30 ]

S1大井記念を快勝したストライクイーグル。(TCK提供写真)
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 伝統の古馬中距離重賞「第65回大井記念」(S1)が20日、大井競馬場で行われた。1番人気のストライクイーグルが直線競り勝ち重賞連覇を達成した。また同馬と2着タービランスに「第43回帝王賞」(G1、6月24日、大井)への優先出走権が与えられた。

 最内枠のオールブラッシュが好スタートから飛び出すと後続を一気に引き離しての大逃げ。3コーナーでも後続に10馬身差。ストライクイーグルの御神本の位置からは15馬身以上あったが焦りはなかった。絶好の手応え。直線を向いてステッキを合図に追いだすと徐々に前との差を詰める。残り200メートルで先に抜け出したタービランスの外に馬体を並べると残り100メートルで振り切り半馬身の差をつけてゴールした。

 「前走はスローの上がりの競馬だったが、今日は流れてスムーズに走れていた。直線で追いだした時もグッと体が沈んでくれたのでいけるかな、と。人気で勝てて良かった」と御神本は笑顔で振り返った。

 JRA在籍時には届かなかった重賞のタイトル。南関東で3つ積み重ねていざ大舞台へ。雪辱の舞台設定は整った。

 2着タービランス(山崎誠)スムーズに運べた。いつもしまいソラを使う馬。今回も勝ち切れなかった。

 3着オールブラッシュ(本田重)道中は(先頭で)気持ち良く走ってくれた。3、4コーナーで息を入れることもできた。

 ◆ストライクイーグル 父キンシャサノキセキ 母ミスエアクラフト(母の父マーケトリー)牡7歳 大井・藤田輝信厩舎 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道新ひだか町の前田宗将氏 戦績32戦8勝(南関東7戦3勝) 総獲得賞金1億5592万4000円。

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2020年5月21日のニュース