【日本ダービー1週前追い】コントレイル、2冠達成へ順調 福永絶賛「もう直すとこない」

[ 2020年5月21日 05:30 ]

福永を背にCWコースでステイフーリッシュ(奥)と併せて追い切るコントレイル(撮影・平嶋 理子)
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 競馬の祭典「第87回日本ダービー」(31日、東京)の1週前追い切りが行われ、無敗の皐月賞馬コントレイル(牡=矢作)が2冠達成に向け順調な仕上がりをアピールした。

 福永を背にCWコースで重賞勝ち馬のステイフーリッシュ(5歳オープン)と併せ馬。追走する形から道中は折り合い重視。4角から徐々に差を詰め、手応え抜群で直線へ。残り1ハロンで合図を出すとあっさり併走馬をかわし、6F80秒2~1F12秒4の好時計で半馬身先着した。スタンドに戻ってきた福永が感触を伝える。

 「元々コースで目立った動きをするタイプではないけど、全体時計は速かったし、(追い切り後も)ケロッとしていた」

 これまでの全4勝は強すぎるのひと言。東スポ杯2歳Sで2歳日本レコードを樹立し、ホープフルSは早め先頭から後続を完封。前走の皐月賞では強敵相手に見事な大外まくりを決めた。全てのレースで強烈な“インパクト”を残す。まさに怪物だ。名手は現時点での評価を「バランスがしっかりしてきたね。牧場や厩舎スタッフの方が課題だった部分を改善してくれて、もう直すところはない」と大絶賛。コントレイルに弱点なし。05年の父ディープインパクト以来となる無敗でのダービー制覇へ、万全の態勢で臨む。

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2020年5月21日のニュース