【天皇賞・春】ユーキャン 軽快13秒0 新コンビ浜中と手応え「高い操作性確認」

[ 2020年4月30日 05:30 ]

<天皇賞・春>新コンビの浜中騎手が乗り、坂路で併せて追い切られたユーキャンスマイル(手前)
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 ユーキャンスマイルは坂路で最終追い。岩田康の戦線離脱で初コンビ結成が決まった浜中を背に坂路でラヴィンフォール(3歳1勝クラス)と併せ馬。ゆったりとした脚さばきから、最後までいっぱいに追われることはなく4F54秒8~ラスト1F13秒0。手応えを残したまま併入した。感触を確かめる程度だったが、重心が低く力強い走り。浜中は「楽に走れていたし動きも良かった。乗りやすくて操縦性の高さを確認できた」とファーストコンタクトの手応えはバッチリだ。

 友道師はここに来ての成長を肌で感じている。「前走は12キロ増の体重だったが太め感はなかった」。じっくりと馬の成長に合わせていくことが信条。今年は飛躍を期す一年となる。「トモが緩い馬だったが筋肉がついて、ようやく本格化してきた。1年前(5着)は参戦するだけかなと思っていたが、今年は勝ち負けできると思っている」。あまり大言壮語を好まない指揮官がここまで言えば、もう乗るしかなさそうだ。

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