【桜花賞】ミヤマザクラ95点 篤姫の才女ぶり素質は一級品

[ 2020年4月7日 05:30 ]

素材は一級品のミヤマザクラ(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 深山(みやま)桜は初夏になると、若葉を伸ばし、花径2センチぐらいの小さな白い5弁花を各地の深山に咲かせます。今が見頃のソメイヨシノから2カ月遅れの開花。馬の深山桜もまだ咲いていません。キ甲(首と背の間の膨らみ)が未発達。肩に比べてトモも未成熟。いい筋肉をつけてパワーアップするのはこれからです。

 とはいえ、素質は一級品。父ディープインパクトの柔軟性をそのまま受け継いでいます。460キロ前後の馬体重以上にフックラと見せるのは柔らかいせいでしょう。腹袋にもゆとりがあります。骨格は機能性が高い。例えば、トモ。筋肉量が不足とはいえ、その角度は絶妙です。飛節は角度、大きさとも申し分なく、トモのパワーを逃さず推進力に転換できます。気性もいい。利口そうな顔立ち、従順そうなハミの受け方。尾を自然に垂らしながら、3歳牝馬らしからぬゆったりとした大人っぽい立ち方をしています。

 このまま成長すれば、どんな名牝になるのか。12年前に放送されたNKH大河ドラマ「篤姫(あつひめ)」のヒロインになぞらえたい。天真爛漫(らんまん)な薩摩の篤姫が幕末の将軍徳川家に輿(こし)入れし、江戸無血開城へ大奥を束ねていく。江戸末期の才女の成長物語。深山桜は成長すれば、白い5弁花を総状に付けます。馬の深山桜もG1の冠を付けられる。まだ青くさいつぼみでも篤姫のような際立った才女です。

続きを表示

「2020 日本ダービー」特集記事

「今週の丸山元気!」特集記事

2020年4月7日のニュース