【高松宮記念】モズスーパーフレアが繰り上がりV!1着入線のクリノガウディーは4着降着

[ 2020年3月29日 16:05 ]

<中京11R・高松宮記念> 審議の結果1着となり高松宮記念を制したモズスーパーフレア(左から2頭目) (撮影・後藤 大輝)
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 春の短距離王決定戦「第50回高松宮記念」(G1、芝1200メートル)は29日、中京競馬場で行われ、松若騎乗のモズスーパーフレア(牝5=音無)が2着入線も、1着入線のクリノガウディーが進路妨害で降着。モズスーパーフレアが繰り上がり優勝、G1初制覇となった。勝ちタイムは1分8秒7。

 クリノガウディーが差し切って1着入線するも、審議のランプが点灯。最後の直線でダイアトニックの進路を妨害したとして4着に降着となった。これにより、2着入線のモズスーパーフレアが優勝。ハナ差の2着がグランアレグリア、さらにアタマ差の3着がダイアトニックとなった。

 勝ったモズスーパーフレアは父スペイツタウン、母クリスティーズトレジャーの血統。通算成績は20戦7勝。JRA・G1は昨年のスプリンターズS2着が最高成績だった。

 鞍上の松若は昨年のG2京都記念Vが重賞の最高成績だったが、本レースでJRA・G1初勝利を果たした。管理する音無師は、JRA・G1通算13勝目。同レースはオレハマッテルゼで勝った2006年以来のVとなった。

 レースは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からJRA・G1史上初の無観客で行われた。

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