【高松宮記念】ダノンスマッシュ80点 肋が見え仕上がり良し

[ 2020年3月24日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

<高松宮記念>肋がうっすら見えているようによく仕上がっているダノンスマッシュ(撮影・亀井 直樹)
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 名スプリンターといえば全身に豊富な筋肉をつけているものですがダノンスマッシュのトモには厚みがない。首や肩は盛り上がっていますが、腹袋は小さめ。筋肉の量よりも質。柔らかい筋肉で走る馬なのでしょう。桜になぞらえれば、枝が柔らかいため花弁の重みでしだれてくる枝垂桜(シダレザクラ)。肋がうっすら見えているようによく仕上がっています。ただ、耳をしょっている(後ろへ倒している)のはどうしたことか。これは不機嫌な時に見せる耳のしぐさ。一瞬の出来事だとは思いますが過去のG1時はしっかり立てていただけに気になる。耳までしだれては困るのです。

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2020年3月24日のニュース