【東京大賞典】オメガパフューム史上4頭目の連覇 M・デムーロ「3、4コーナーの手応えが凄くて…」

[ 2019年12月29日 16:26 ]

<東京大賞典>記念撮影におさまる(左から)うまたせ君、大谷亮平、中村倫也、ミルコ・デムーロ、賀来賢人、ウマタセーヌ(撮影・郡司 修)
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 令和元年最後のG1「第65回東京大賞典」が29日、東京・大井競馬場の2000メートルで行われ、2番人気オメガパフューム(牡4=JRA・安田翔)がV。14年ホッコータルマエ以来、史上4頭目の連覇を成し遂げた。G1は3勝目。2着は5番人気ノンコノユメ、3着が4番人気モジアナフレイバーと地元大井勢が食い込んだ。

 アポロテネシーが逃げ、3番人気ケイティブレイブ、1番人気ゴールドドリームが先行する展開。中団でジッと我慢し、脚をためていたオメガパフュームが勝負どころから抜群の手応えで進出する。4角4番手。直線でゴールドドリーム(4着)を捉えると、内から追い上げるノンコノユメ、大外を伸びたモジアナフレイバーを自慢の末脚で完封だ。

 「今年最後のG1を勝ち、浦和(11月JBCクラシック鼻差2着)のリベンジもできて本当にうれしい。向正面はゴールドドリームを見ながら。3、4コーナーの手応えが凄くて負けないと思った。直線で先頭に立ってフワフワしたけど内から馬が来た後はもう1回頑張ってくれた」。M・デムーロの笑顔がはじける。6月の帝王賞Vを含め、大井競馬場では昨年暮れから3連勝。TCKで無類の強さを誇る芦毛の馬体が年末の夕暮れに輝いた。

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