【チャンピオンズC】アトラクション涼化!得意の時季到来

[ 2019年11月27日 05:30 ]

Bコースで調整するモズアトラクション(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 1度の敗戦で見限るな!「第20回チャンピオンズC」(12月1日、中京)はデビューから無傷5連勝中のクリソベリルが人気を集めそうだが、連勝でのG1制覇が難しいのが今の競馬のトレンド。前走12着で人気急落のモズアトラクションはどうだ。冷え込み急で体調アップ。心配された気持ちの面も戻った。

 たった1度の敗戦で見限るな。今秋のG1のテーマである。スプリンターズSのタワーオブロンドンを除けば、全て前走で敗れた馬が優勝を飾っている。競馬がハイレベルになり連勝が難しい時代。前哨戦は叩き台と割り切り、本番に照準を絞ることが成功の鍵だ。

 よって、前走で敗れた馬が狙いとなる。モズアトラクション。8月札幌のエルムSで重賞初制覇。出遅れながら道中でポジションを上げ、力任せに押し切る強い競馬だった。だが、前走のシリウスSで12着。評価は地に落ちた。だから、今こそ狙いたい。

 野木助手を訪ねた。なぜ、前走は大敗したのか。「藤岡康騎手は“気持ちの問題”かなと。返し馬の時から“雰囲気が違った”と言っていた」

 9月28日はまだ暑く、阪神競馬場の気温計は30度を超えていた。夏場を北海道で走ったこの馬に猛暑がこたえた可能性は高い。調教過程も緩かった。最終追いがBコース6F90秒6~1F12秒5。これは遅い。5月の平安S(2着)から月イチで使って5戦目。連戦疲れが尾を引いていた。「確かに輸送で行ったり来たり。暑さがこたえたのかもしれない。元々、暑さは苦手。涼しい時季の方がいい馬だから」

 今回は調教過程が一変。前走時は馬なり仕上げだったが今回は目いっぱい追われ、2週連続で長めからしっかり。気配は一変。気持ちは戻った。

 展開の助けがあれば万全。今年は有力先行勢を射程圏に入れ、クリソベリルが積極的に動きそう。4角手前から一気に激流となる予感がする。春の平安Sでは今回、人気のチュウワウィザード、オメガパフュームとも互角の戦いを演じている。前走12着が嫌われるなら、これほどおいしい穴馬はいない。

続きを表示

「日経新春杯」特集記事

「京成杯」特集記事

2019年11月27日のニュース