【チャンピオンズC】笑うのはウェスター!数奇な巡り合わせ

[ 2019年11月27日 05:30 ]

ひと叩きされ、状態は上向きのウェスタールンド
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 硬軟両面のデータから勝ち馬をあぶり出す「G1プロファイリング」は「流行語大賞の法則」からウェスタールンドに白羽の矢を立てた。

 早いもので師走競馬に突入。この時季、世間をにぎわすのが「新語・流行語大賞」だ。世相と競馬はリンクする。チェックしておきたい。

 今年、競馬関連はなかったが、スポーツ界からラグビー関連が5つもエントリー。「ジャッカル」「にわかファン」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」「笑わない男」「ONE TEAM(ワンチーム)」。ラグビーものがノミネートされるのは前回W杯が行われた15年、五郎丸歩の「五郎丸ポーズ」以来だ。

 スポーツ界からは「スマイリングシンデレラ/しぶこ」も目を引いた。8月にゴルフの全英女子オープンを制した渋野日向子。ゴルフ界からのノミネートは07年、石川遼の「ハニカミ王子」以来だ。

 ラグビーとゴルフ。全く関連がないように見えるが、流行語大賞候補に挙がった年に限れば、チャンピオンズC(以前のジャパンCダート)とは密接な関連がある。五郎丸ポーズが席巻した15年。優勝馬は6歳牝馬サンビスタ(12番人気)。石川遼フィーバーの07年は5歳牡馬の1番人気ヴァーミリアンが快勝。この2頭には、はっきりした共通項がある。2頭とも「チャンピオンズC(以前のジャパンCダート)がJRA・G1初制覇」。そして「優勝前年のチャンピオンズC(同)に出走、人気薄で掲示板入り」を果たしていた。

 07年Vヴァーミリアンは前年が9番人気4着。翌07年に交流G1・3勝と力をつけ、JCダートで堂々と1番人気に応えた。15年優勝サンビスタは前年14年チャンピオンズCで15番人気ながら4着と好走していた。

 では今年、サンビスタやヴァーミリアンに該当する馬はいるか。昨年2着のウェスタールンドだ。まだJRA・G1を勝っておらず第1条件を満たす。鍵となる昨年は「8番人気で2着」と激走。今年は2走しかしておらず余力はたっぷり。その上、前走・みやこS(3着)を叩いて体調は急上昇中だ。

 世界各国のG1を勝ちまくる名手スミヨンの連続騎乗も魅力的。悲願のJRA・G1初制覇で馬券を仕留めれば「笑わない男」もさすがに笑う。今年の「新語・流行語大賞トップ10」の発表はチャンピオンズC翌日の12月2日だ。

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