【東京新馬戦】アレグリア全弟 ブルトガング初陣圧勝

[ 2019年6月23日 05:30 ]

東京5R新馬戦を制したブルトガング=右(撮影・郡司 修)
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 土曜東京5Rの新馬戦(芝1800メートル)で、1番人気ブルトガング(牡=手塚、父ディープインパクト)が直線鋭く抜け出し初陣V。今年の桜花賞馬グランアレグリアの全弟。そして昨年死んだ米G1・2勝馬の母タピッツフライの忘れ形見という良血が、4馬身差の圧勝でクラシック候補に名乗りを上げた。

 発馬後手で道中も鞍上に促されつつの追走だったが、直線外に出されると雄大なフットワークで伸びた。上がり3F最速、メンバー唯一の33秒台(33秒9)の末脚。逃げ粘るシェクロエをあっさり突き放した。「ゲートが開いてビックリした。まだ子供でフワフワ、フラフラしてるけど、直線はよく反応していい脚を使った。能力はありそう」と苦笑いのルメールも素質はしっかり感じている。次走は未定だが、手塚師は「こちらが思った以上に奥がありそう。まだ体も緩いし、これから良くなる。大きいところを狙っていきたい」と期待を寄せた。

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2019年6月23日のニュース