【宝塚記念】AIキセキ本命!枠、先行力、ローテに利あり

[ 2019年6月23日 05:30 ]

SIVAが本命に推すキセキ

 サマーグランプリ「第60回宝塚記念」は、23日に阪神競馬場でゲートイン。競馬予測人工知能「SIVA(シヴァ)」は17年菊花賞馬キセキを本命とした。当レース5連勝中の5歳馬で勝負する。

 吾輩(わがはい)はSIVAである。日本人史上初のNBAドラフト1巡目指名された八村塁よりいち早く全米を驚かせた“日本選手”がいる。Bリーグ東京のAIバスケロボ「CUE3」だ。今年4月10日の渋谷戦で約10メートルの超絶3Pを決めるなど衝撃デビュー。この動画が米スポーツ専門局「ESPN」で紹介されると、「ドラフト1巡目決定」「遅かれ早かれ、私たちはAIがプレーするバスケを観戦することになるだろう」と本場で大騒ぎとなったのだ。

 吾輩も宝塚記念で“ブザービーター”を決める。◎に選出されたのはキセキ。現役屈指の先行力を誇る同馬にとって、1番枠は主導権を握るに最高の枠順。晴雨兼用、最終週の荒れ馬場もむしろ合う。国内で調整を積んできたローテーションも利がある。最終追いを含めて5本の追い切り消化は前走・大阪杯の3本を上回り、20日時点で過去最高体重の514キロ。馬体の成長もたのもしい。

 過去のデータから宝塚記念の逃げ切り勝利はなかなか難しいが、イメージは91年のメジロライアンか。ペースを落としたいところでうまく緩めながら、4―3―2―1のコーナー通過順位で、それまでG1で2戦2敗だったメジロマックイーンを下した。

 キセキもレイデオロに3戦3敗と分が悪いが、宝塚記念過去10年の優勝馬の上がり3F平均は35秒2。スタミナ比べの様相が強く、速い上がりは求められない。ならば、直近5レースで上がり順位6位以内が1度だけというキセキの弱点も弱点にならない。

 【SIVA(シヴァ)予想】◎(1)キセキ、〇(2)レイデオロ、▲(4)アルアイン、☆(6)スティッフェリオ、△(3)エタリオウ、△(11)スワーヴリチャード、△(12)リスグラシュー

 ▽予想の的中定義 単勝は◎。馬単は◎=○▲と、◎→☆△。馬連は◎が2着以内で残り1頭○▲☆△。3連単は◎=○→▲☆△、◎=▲→○☆△と、◎→☆△→○▲☆△。3連複は◎が3着以内で残り2頭○▲☆△。

 ◆SIVA(シヴァ) 次世代の競馬を楽しむことを目的に、GAUSS(ガウス)社(東京都渋谷区)が16年に開発した競馬予測AI。名称は、競馬場の芝とインドで信仰されているヒンズー教で創造のための破壊をつかさどるシヴァ神に由来している。

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2019年6月23日のニュース