【フローラS】菜七子 4戦連続騎乗“お手馬”ヴィエナで樫切符狙う

[ 2019年4月19日 05:30 ]

フローラSでオークス優先出走権獲得を目指す藤田菜七子(撮影・西川祐介)
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 信頼する相棒とクラシック切符に挑む。藤田菜七子(21)が「第54回フローラS」(21日、東京)でヴィエナブローに騎乗。自身13度目となるJRA重賞に4戦連続コンビ継続中の“お手馬”と挑む。2着までに入ればオークスへの優先出走権が与えられる重要な一戦。人馬一体で初クラシックへの道を切り開く。「第16回福島牝馬S」(20日)には西村淳也(19)がビスカリアとのコンビでJRA重賞初騎乗を果たす。成長著しい2年目の気鋭が、いきなり結果を出すか。

 菜七子の口調に信頼がにじむ。フローラSでコンビを組むヴィエナブローは今回で4戦連続の騎乗となる。過去、最多のコンビ継続で挑んだ重賞は3戦連続騎乗だったフローラルシトラスの17年小倉2歳S。「ヴィエナブローには何度も乗せていただいている。この馬のことはよく分かっているので」とキッパリ言い切った。

 17日の最終追い(Wコース)に菜七子は騎乗せず。状態の良さは1週前追いで確認済みだ。「体調は相変わらず良さそうです。具合はいいと思います」。能力の高さは過去3戦での手綱から十分に伝わっている。「前走は牡馬相手でも頑張ってくれた。出していっても掛からないので器用さを生かす競馬をしたい」と意気込んだ。
 テン乗り(初騎乗)で大舞台を制するのは至難の業。敗戦から得た騎乗馬の情報が次に生きるケースは多い。振り返れば、コパノキッキングとの初コンビで挑んだG1フェブラリーS(5着)は最後方待機からの大外強襲。だが、次戦の東京スプリント(2着)では後方から一気に押し上げる馬を信じた騎乗ができた。「ずっと信頼していただいて、継続して乗せてもらえるのは大きい。次はあそこを修正しようとか、こうしたらいいんじゃないかという話もできるので」と菜七子。陣営への感謝と同時に、乗り続けることのメリットを口にした。

 もちろん、林師の大きな信頼があるからこその起用だ。「私の厩舎はよく彼女の腕に助けられている。ゲートが開いたらレースはジョッキーのもの。今回も乗り方はお任せです」と師。3月のスプリングSも同厩舎のキュアンで挑む予定だったが、8分の7を外して無念の抽選漏れ。今回は直前で登録馬の回避があったことで抽選なしでの出走が確定した。「出られることになって良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべたのは菜七子。勝手知ったる相棒とオークス切符獲得へ挑む。

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