【桜花賞】ビーチ 99年2着・母の雪辱へ!友道師「何とか娘で獲りたい」

[ 2019年4月5日 05:30 ]

<桜花賞>運動に向かうビーチサンバ(撮影・井垣 忠夫)
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 競馬はブラッドスポーツ。平成最後の桜花賞にも血のドラマがあった。友道厩舎が送り込むビーチサンバの母フサイチエアデールは99年の桜花賞2着馬。当時、友道師は松田国厩舎の調教助手として母の調教をつけていた。友道師は「競馬場に連れて行った記憶はあるし、2着だったのもよく覚えている」と懐かしみながら「何とか娘でタイトルを獲りたい」とリベンジに燃える。

 能力は間違いなく世代トップクラス。ここ3戦の重賞で2→3→2着と上位争いを演じた。ただ、ワンパンチ足りないのも事実。主戦の福永は「阪神JF(3着)の時はつまずいて脚を取られた。身のこなしが良くなかった」と振り返った。

 前走のクイーンC(2着)も出遅れるアクシデントがあって重賞タイトルには一歩届かず。そこで、厩舎スタッフと話し合い、逆転に向けて走るフォームを改善した。福永は「ハミに頼って走る面があったが修正された。調教でもいいフォームで走れている」と手応えをつかんでいる。

 くしくも、母が惜敗した20年前の桜花賞で、勝ち馬プリモディーネに騎乗していたのが福永だった。福永はビーチサンバの兄フサイチリシャールで05年朝日杯FSを制している。何かと縁がある。「兄と同じようにスピードの持続力がある。血統的に縁?あるね。徐々に体を使えるようになってきた。競馬でどう成果が出るか楽しみ」とレース当日を楽しみに待つ。

 友道厩舎は先週、国内外の重賞で活躍した。ドバイ国際競走ではヴィブロス&シュヴァルグランが2着。阪神の大阪杯ではワグネリアン&マカヒキが3、4着に食い込んだ。厩舎は今年の重賞(海外含む)で【1・6・3・2】の安定感。来週の皐月賞には2歳王者アドマイヤマーズが控える。期待の3歳勢で、19年クラシック制覇に挑む。

 ≪偶数枠「いいですね」≫枠順抽選では7枠14番を引いた。大江助手は「少し外の気はするけど、偶数はいいですね」と第一声。前走は暴れた他馬を気にして出遅れたが「練習で問題ないことを確認できたし、後入れの偶数でさらにリスクは減った」と続ける。出来についても「前走時よりも体を上手に使えている。それが最後のひと伸びにつながると思う」と太鼓判を押した。

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