【桜花賞】ミラビリス 最強馬番「9」確定!さあブエナ、アパパネの道へ

[ 2019年4月5日 05:30 ]

<桜花賞>厩舎回りを引き運動するアクアミラビリス(撮影・井垣 忠夫)
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 07年から新コースで行われてきた桜花賞。外枠の不利は薄まったが、それでも枠順が重要であることは今も変わりはない。旧コース時代も含め、最多タイの9勝をマークしているのが「9」だ。新コースとなってからは09年ブエナビスタ、10年アパパネが優勝した、まさに最強馬番。今年引き当てたのはエルフィンSの覇者アクアミラビリス。16年エリザベス女王杯優勝馬クイーンズリングの妹が、ここからアパパネの道を歩むか。(14)ビーチサンバには99年2着だった母フサイチエアデールのリベンジが懸かる。

 若い牝馬による第1冠。当然、外的要素に左右されるところは大きく、枠順は今も昔も重要だ。桜花賞の最強馬番は「9」。旧コース時代も強く、新コースとなってからも強い。過去10年でいえば【2・0・2・6】。勝率20%、複勝率40%。今年、このベストゲートをつかんだのはアクアミラビリスだ。

 吉村師も手応え十分だ。「ミルコ(デムーロ)が真ん中くらいがいいと言っていた。悪くない枠だと思う」。コース改装後に9番から優勝したのは09年ブエナビスタ、10年アパパネの2頭。前者は阪神JFに続くG1・2勝目を決め、伝説のG1・6勝馬へと飛翔。後者は3冠牝馬へと駆け上がった。

 前走・エルフィンSが衝撃だった。最後方から上がり3F33秒3の末脚を繰り出し、直線でごぼう抜き。見ている誰もが、ついに覚醒したと感じたはずだ。この上がりは年明けの第1、2回京都開催で行われた全芝レースで最速。1600メートル以上に関しては33秒台をマークした馬すらいない。とにかく破格なのだ。「物凄い脚で差し切った。決め手は間違いなくある。瞬発力勝負なら見劣りしない」(同師)

 M・デムーロは16年、ジュエラーで豪快な追い込み勝ちを決めた。ジュエラーはヴィクトワールピサ産駒でアクアミラビリスもまた同じ。あの再現を期待するのは当然の流れだ。そしてエルフィンS勝ちからの出世頭といえば07年ダービー馬ウオッカ。1日に死んだ大先輩牝馬が温かい目で見てくれているかもしれない。

 姉クイーンズリングは15年4着。レッツゴードンキが逃げ切る展開の前に敗れた。ここで姉の無念を晴らし名牝への道を目指す。「世代トップの力は持っているよ」と締めくくった吉村師。指揮官の目にはM・デムーロのガッツポーズがすでに見えているようだった。

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