【佐世保・開設記念】五十嵐 7年ぶり記念V!2着にタイヤ差振り切る

[ 2018年12月25日 05:30 ]

<佐世保記念>決勝12R、3度目の記念優勝を飾りトロフィーを手にガッツポーズを作って見せる五十嵐(中央)                     
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 佐世保開設記念決勝が24日行われ、五十嵐力(39=神奈川)が番手差しを決め優勝。11年富山以来通算3回目の記念制覇を飾った。

 レースは新山―五十嵐―古性―山田―柏野―諸橋―井上―坂本―園田で周回。赤板前から上昇した井上―坂本―園田を古性―山田―柏野―諸橋が抑える。打鐘前から新山―五十嵐がスパートし先行態勢。やや離れた3番手は古性、井上は7番手。新山の掛かりが抜群で、井上のまくりは諸橋に合わされ、古性も前を追いかけるのに脚を使って不発。新山の番手回りから抜け出した五十嵐が、古性をマークし外を伸びた山田をタイヤ差振り切った。

 「このメンバーで優勝できるとは。新山君が掛かりすぎて後ろを見たらみんなきつそうだった。僕もきつくてギリギリ差せた。クリスマスにうれしいですね。僕から買ってくれたお客さん、おめでとうございます」

 7年ぶりの記念タイトル獲得だけに喜びもひとしおだ。自力兼備の自在派として通してきた五十嵐だが、この先の目標を「マーカーとしての地位を確立したい」と掲げた。南関を代表する追い込み型としてさらなる飛躍を遂げるつもりだ。

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2018年12月25日のニュース