【京都大賞典】サトノダイヤモンド復活V!初コンビの川田「競馬界盛り上がる」

[ 2018年10月8日 16:26 ]

<京都11R・京都大賞典>川田を背に直線で抜け出し、鮮やかに勝利したサトノダイヤモンド(左)(撮影・平嶋理子)
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 伝統の重賞「第53回京都大賞典」(G2、芝2400メートル)が8日、京都競馬11Rで行われ、川田将雅騎手騎乗の2番人気サトノダイヤモンド(牡5=池江)が1年7か月ぶりの勝利を挙げた。重賞通算6勝目。

 中団からの競馬となったサトノダイヤモンド。外を通って4コーナーから早めに進出すると、直線半ばで先頭に。各馬の追い込みを力強い末脚で封じ込めた。半馬身差の2着に4番人気レッドジェノヴァ、さらに1馬身3/4差の3着には3番人気アルバートが入った。勝ちタイムは2分25秒4(良)。

 サトノダイヤモンドは父ディープインパクト、母マルペンサという血統。3歳時に菊花賞と有馬記念を制した実力馬。昨年3月の阪神大賞典以来、勝利から遠ざかっていたが復活した。通算戦績は16戦8勝(うち海外2戦0勝)。

 ▼川田の話 こういう馬が復活してくれたら競馬界も盛り上がると思うので、無事に1つ勝ってくれてほっとしている。ずっと一緒に過ごしているので良くなった部分、足りない部分を感じながら乗った。(位置取りは)ああしろこうしろと言わないで、ダイヤモンドが選ぶ競馬を、と思っていた。思っている以上に(調子が)戻ってきてくれるのが早かった。この馬らしい輝きを取り戻せるようにこれからの時間を過ごしていきたい

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2018年10月8日のニュース