【万哲の乱 特別編】8日東京10R 良血グローブシアターが3連勝へ

[ 2018年10月8日 08:00 ]

 3日間開催の最終日。東京の土、日曜重賞は外国人騎手騎乗の1番人気馬が淡々と勝ち上がり…。幾多の死闘が繰り広げられてきた毎日王冠がこうもあっさり終わると「これでいいのか?」。かなり複雑。

 東京10R・六社Sは「日本人騎手限定戦」。馬の質は準オープン級の最上級メンバー。同日の日本ダービー(2分23秒6=勝ち馬ワグネリアン)を上回る2分22秒9のジャパンC級好時計で5月青嵐賞を制したムイトオブリガード、準オープン昇級後は2〜3着と堅実なルックトゥワイスが上位人気なのは当然だろう。

 ただ、ここは逃げ切り2連勝中の◎グローブシアター。もともと、2歳時のホープフルS(3着)でレイデオロに0秒4差で続いた力の持ち主。東京芝は昨年10月の精進湖特別(4着=不良)で苦杯を喫しているが、これはキタサンブラックが天皇賞・秋を制した当日の「歴史的極悪馬場」で参考外。母シーザリオは今回の東京2400メートルでオークス制覇。血統的に舞台適性は問題なく、同型がいないここは再び逃げの手。

 《もうひと押し》東京9R・山名湖特別は◎アグレアーブル。重賞挑戦の前走・クイーンS(7着)でも強力馬相手に食らいついていた。自己条件&得意の東京コースなら当然見直し。

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2018年10月8日のニュース